東京の映画撮影協力・ヘアメイクアーティスト派遣「kaplus(カプラス)」

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2024/03/07

ヘアメイク事業部_一期生インタビュー

  • 「自分らしさを活かして、自分のキャリアを考える」
    ヘアメイク一期生で入社した三人も、入社一年半が過ぎ社会人としての経験を通じて、進化した自身のキャリアの考え方を語る、続編インタビュー。

    ヘアメイク事業部_一期生
    坂本 りんな(写真中央)
    尾亦 真渚海(写真右)
    堀合 泉(写真左)

    坂本

    入社からここまで、自分の中での思考や感情の変化はありましたか?またそれを象徴するエピソードがあれば教えてください。
    坂本
    一年半ぐらいでヘアメイクの現場に出させてもらったのが大きかったと思います。 まさかこんなに早く出れるとは思っていなかったので…。

    そのヘアメイクの現場というのも、いきなり40日のロングランの映画の撮影という、体力的にも精神的にもかなりタフさを求められるものでした。 配給会社が香港の企業で、キャストの中には外国籍の方もいて、技術以上に言葉が通じない状況ということもあり、その中でいちばんに感じたのは意思疎通の大変さ。また日本人が思うキレイと海外の方のキレイ、いわゆる感性が違う点にも苦労しました。また事前に共有されていた事項とは違うようなことも多く、臨機応変さ、現場での対応力が試されるなと実感しました。

    そんな厳しい環境での現場デビューでしたが、最初の現場が逆に外国籍の方がいる、言葉の壁がある方たちと出来たのは良かったと思います。毎日が不安だったけど、緊張感をやりがいに変えて、前向きに楽しく仕事に臨むことが出来ました。最後は現場を離れたくないという思いの方が強かったですね。 でも未だに撮影初日の緊張感は今でも鮮明に覚えています…。

    とにかくすべてが初めてだったこともありますが、今まで自分が想定していたヘアメイクの現場と全く違ったので、現場こそがすべてだとつくづく思いました。
    現場の対応力と視野の広がりは、経験として大きく今後の自分に影響を与えるものだと思っています。

    あと、結果楽しく現場に取り組めた一番の理由は、臆することなくこちらから積極的に取り組もうという姿勢が常にあったからだと思います。 こちらから飛び込んで、ガツガツ行く笑、そうすることでコミュニケーションの量はもちろん、質も上がっていくことを、撮影を通じて体感出来ましたね。
    入社当初より、サロンワークよりはヘアメイクの仕事にどんどん取り組みたいとお話されていましたが、自分が描いた通りにここまでこれていますか?
    坂本
    何よりヘアメイクの現場に出るのが、経験を積む上でもいちばん早いと思っていたし、実際それが出来たことで、実践がいちばん自分の経験になり成長の機会になると思いました。出来る出来ないを考えるよりも、機会があればやってみるという思考は入社当初と同じですし、最初思っていた以上の経験体験を積めていると思います。
  • 坂本・尾亦

    撮影以外にも、社会人の先輩として学校などでの授業でお話する機会も増えたと伺っています。
    坂本
    はい、専門学校では大勢の学生さんの前でお話する機会が各段に増えました。 今でも緊張はしますがそういった場が増えたおかげで、先生方や他の目上の方と接する機会も増え、自分の言葉で話す、伝えることの大切さを知りました。 また学校で学生の皆さん相手に話す際は、自分が学生だったときの目線、感じ方を交えて、話すことを心掛けています。
    一番の大きな変化、出来事として坂本さんご自身が代表を務める、ヘアメイク師を輩出するための会社が設立されました。このような大きなチャレンジの機会をどのように捉えていますか?
    坂本
    私自身、このような機会をいただくことは全くの想定外でした。でも出来るかどうかわからないよりも、やってみないとわからないと言う、元々のチャレンジ精神があったからこそ、やってみよう!と思え、今回のこのような新会社設立の機会となりました。私一人では出来ないことを、たくさんのに人たちが協力してくれてここまで至ったことへの感謝がまずは一番ですね。 今もこれからも、周りの方をうまく巻き込み、共有しながら対外的な情報発信も頑張って行きたいです。また私のこのような活動への理解をしてくれている、今の会社社内の方への感謝と共有も今まで以上にしっかりとやって行きたいと思います。
    既に2期生が4月から稼働し、来年度入社内定の3期生との接点もあります。一期生として後輩たちをどう見ていますか?
    坂本
    正直自分自身のことででいっぱいいっぱいなのですが笑、2期生については一緒にヘアメイクの現場も入ってもらい、同じ温度感で仕事をしている中では、感じ取って貰っているものはたくさんあると思います。後輩ですがいると安心しますしもっとヘアメイクの現場に一緒に出れるように、私自身が道筋を作って行きたいと思います。3期生も前のめりな子が多いので、期待できると思います!
    同期のみんなはそれぞれの道、キャリアを歩み始めています。坂本さんにとっての同期の存在とはどのようなものですか?
    坂本
    本当に一緒にいてくれてよかったと思います。特に私はヘアメイク現場に出るなどの機会が多く、お店を抜けることが多い分、助けてもらっているなと感じます。 いずみ(堀合さん)が書く記事でサロン見学に来てくれる人がいる、現場ではまなちゃん(尾亦さん)は相談が出来る貴重な存在ですし、それぞれの活動が私を支え、やりがいを与えてくれています。 同期三人は三者三様ですが、それでいてバランスが取れている笑。お互いを尊重し、本音で言い合える。いるという安心感がいちばん大きいですね。
  • 尾亦

    入社からここまで、自分の中での思考や感情の変化はありましたか?またそれを象徴するエピソードがあれば教えてください。
    尾亦
    入社当初はインタビューでもお話しましたが、ヘアメイクを中心にして行きたいと思っていました。でも実際に現場に出る中で、改めてヘアメイクの大変さを実感し、これからどうすればいいか道に迷った時期もありました。「私は本当にヘアメイクを中心にやりたいのかな?」と自問する中で、サロンにアシスタントとして出るようになり、サロンワークの楽しさも実感するようになります。 そんな中、代表の駒﨑さんから将来のお店出店への道筋の話も聞き、まずはサロンを軸に早くスタイリストデビューしよう、頑張ってみようと、今は思うようになりました。いろいろな経験をさせて貰っているからこそ、迷ったこともありますが、今は自分が進みたい道へ、頑張りたいと思っています。

    あれもこれもやれる環境の中で、道はたくさんあるからこそ贅沢な悩みなんだろうなと、感謝しています。
    坂本さんと同じく、ロングランのヘアメイク撮影に未経験で臨みましたが、実際現場を体験して感じたことはどのようなことでしたか?
    尾亦
    りんな(坂本さん)と一緒にぶっつけ本番でヘアメイクの現場へ。キャストの中には自分が知っている女優さんも何人かいらして、緊張がありながら刺激的な毎日を過ごすことが出来ました。 りんなと私は担当する内容も違うことがあったりもしたので、その都度お互い協力しながら仕事を進められたことがよかったと思います。

    本当に現場経験がない二人だったので、お互いを見ると手探りでやっている感は正直あったかと思います。でも何より私がヘアメイクの現場に立ってお仕事をしている!っていうやっていての充実感や楽しさはとてもありました。 その反面、ハードワークで思った以上の疲労がありました・・・。その経験を踏まえて、これはヘアメイクとサロンワーク、両方同じパワーを注いでやるのは難しいと思ったのも進路を考える大きなきっかけにもなったかと思います。 サロンワークではお客さまの感謝の言葉がなによりのやりがいになっていて、ヘアメイク活動とは違う、自分のやりがいを今見つけられています。
    いろいろな経験体験を通じて、自分の進むべき道が見えているような気がします。ここからのキャリアをどのように考えていますか?
    尾亦
    他の2人がいることでの圧倒的な安心感、これに尽きると思います。自分は前にも出たいけどぐいぐいは出れない、とくにりんな(坂本さん)はそこをやってくれる、お互いが違う形で今後道を進めるにしても、仕事的にも精神的にも、バックアップしてくれる存在ですね。それぞれがそれぞれを尊重しながら、自分で決めた道を歩んで行ければと思っています。
  • 堀合

    美容師からライター・編集者へと、大きくキャリアチェンジをされました。大きな決断だったかと思いますが、そのあたりの経緯をお聞かせいただけますか?
    堀合
    何かがきっかけというよりは、自分が美容師として現場に出ることが得意ではないことに気づき始めたときに、ちょうど会社で自社メディアを立ち上げ、ライティングや編集の仕事をする機会が増えました。自分でやっていてこれはこれで楽しい、やりがいを感じたというのが、きっかけと言えばきっかけになったのだと思います。 それ以外にもいろんなタイミングが重なり、自分好きな美容の世界で、自分のスキルや好きを活かせる仕事ではないかと思い、思い切って今のミッションに変更しました。

    あと、回りのいろいろな人から編集の仕事が向いているんでは、楽しそうだと言われたことも大きかったと思います。自分的にも自分がやって楽しいと思えることを他の方から向いていると言われたことの影響は大きかったですね。いろんな選択肢を会社から与えてもらい、自分の意思で選択させてもらったというのも作用していると思います。 自分自身で決断したので、大変なことは多いですが今は後悔はしていません。
    美容師ではない仕事をゼロからスタートするということでいうと、お二人とは違った苦労があると思います。今編集の仕事をされていてのやりがいや苦労はどんな点でしょうか。
    堀合
    編集の仕事は、成果としてすぐに見えるものが少ないので、始めた当初はあまりそういった実感を得ることは出来ませんでしたが、2期生が入社するきっかけとして、自分が携わった記事を見てもらえた、自分が携わったことが他の人に届いていたことを分かった瞬間は、とてもやりがいを感じることが出来ました。 記事を書くにも、自分の中で考えをまとめてそれを文章で表現するといった、前工程の部分は、なかなか評価されにくいので、やっぱりこういった目に見える声やリアクションはうれしいです。

    また私の場合、今協力いただいている外部のパートナーさんとの接点が多く、新しく学べることが多いことに刺激をいただいています。ただやはり成果を出すことが求められる中で、予算を立て価値を成果に変えて行くプレッシャーは大きく、そこと日々戦っています笑 まだまだわからないことも多く、自分の中の引き出しが少ないことも実感します。 自分で考えて最適な答えを導き出すということが大事なのですが、よく壁に当たっています。難しさは感じますが、成果が出ることを目標に試行錯誤しています。
  • 堀合

    ご自身の美容師としての経験、自分が美容師だからこそ、今後活かしたい、チャレンジしたいことはありますか?
    堀合
    編集の仕事にキャリアチェンジした際に、私自身美容師さんのすごさを感じているだけに、働いているスタッフや、美容師さんへの尊敬・敬意は誰よりもあると自負しています。私にしか見えない美容師さんの価値を伝えることが出来ればと思っています。 まずはその焦点を自分の会社に向けて、みんながやっていることの良さや価値を伝えて行きたいですね。
    同期のみんなはそれぞれの道、キャリアを歩み始めています。堀合さんにとっての同期の存在とはどのようなものですか?
    堀合
    他の2人と共通しますが、安心感が一番ですね。 二人がいるから頑張れるし、二人のために出来ることはなんだろうといつも思いながら編集の仕事に取り組んでいます。自分が出来ることはして上げたいという想いが強いですね。仕事を抜いても支えられて、同期のありがたさを実感しています。
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