小学校ぐらいからいわゆるキラキラした仕事に対しての憧れを持っていました。また自身の髪質がくせ毛で、小さい時から縮毛矯正をしていたこともあり、自分のコンプレックスを克服してくれる、美容師さんの技術はすごいなと関心していました。
将来の職業の選択肢として、美容師はそのうちの一つに入っていて、どうしても美容師じゃなきゃだめということでもなく、漠然となれたらいいなぐらいの感覚だったと思います。そしていよいよ高校を卒業時、進学ではなく自分の好きなことをやった方が後悔しないと強く感じ、結果的には美容師になることを決意します。
一応進学校だったこともあり、進学をする人が多かった中でも、私の選択には親も先生も理解を示してくれ、応援してくれました。
その後、茨城の地元の美容学校に進学をします。2年生になりいざ就職活動を始めるに当たって、私自身有名店や人気の美容師さんがいるところで働きたいといった思考は全くなかったです。むしろそういったギラギラした美容師さんが苦手でした笑
働く上で、お店の雰囲気や一緒に働く人がどんな人だったら楽しく働けるか、そういった点を重視してお店を探していた際、双子の妹の就職先が江東区にあり、東京で暮らす家もその近辺で探していたのですが、偶然近くにあったアビーヘアーを見つけます。
お店の温かみのある感じや、中で働いているスタッフの人たちもそんなガツガツしていなくて笑、とてもよい雰囲気のお店だなと感じていました。その印象の良さから他のサロンを選ぶ選択肢はなく、そのまま選考に進み入社することになりました。
学校は地元に就職する生徒が多い中、アビーヘアーは学校に求人票がなかったので、自分で調べて応募したのですが、結果それは間違っていなかったのだと今振り返っても思います。
生まれてずっと地元育ちでしたが、両親も「せっかく美容師やるなら東京で頑張って見たら」と後押ししてくれたことも大きかったですね。